新・男と女の交差点
男と女の間に横たわる多くの「謎」を探るブログ。
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新・男と女の交差点 (6)
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『話を聞かない男、地図が読めない女』
     
 アラン・ビーズ+バーバラ・ビーズ/藤井留美訳 主婦の友社



<著者紹介>

 ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツの会員でボディ・ランゲージの世界的権威であるアランは、ヒューマン・コミュニケーションをテーマに世界各地で講演を行なっている。バーバラは、ピーズ・トレーニング・インターナショナルのCEOとして各種ビデオの制作にあたるほか、世界各地の企業や政府を対象にトレーニング講座やセミナーを開催している。
(「の著者紹介」から)

 この本を取り上げてから早1カ月が経ってしまいました。

 大変申し訳ありませんでした。

 今日からこの本で取り上げられている具体例をご紹介していきます。なかには「?」という事例もあるかもしれませんが、そういう考え方もあるのかくらいに軽く受け流してもらいたいと思います。


  男と女の目(視覚)

 男性と女性を較べると、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の違いに性差が認められるのではないかと、個人的に思っています。
  (<>は引用文を示しています)

 次の一節は男女が異性に対してどんな見方をするかを述べたものです。

<女は周辺視野が広いので、周囲にばれないよう、さりげなく色目を使うことができる。
 男が色目を使ったらたいてい女になじられるが、その逆はない。ある雑誌の調査によれば、男が女の身体を見るのと同じくらい、あるいはそれ以上の勢いで、女も男の身体を品定めしているという。女は気づかれないだけだ。>


 女は気づかれないだけだという指摘はとても面白いと思いました。


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新・男と女の交差点 (5)
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『話を聞かない男、地図が読めない女』
     
 アラン・ビーズ+バーバラ・ビーズ/藤井留美訳 主婦の友社



<著者紹介>

 ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツの会員でボディ・ランゲージの世界的権威であるアランは、ヒューマン・コミュニケーションをテーマに世界各地で講演を行なっている。バーバラは、ピーズ・トレーニング・インターナショナルのCEOとして各種ビデオの制作にあたるほか、世界各地の企業や政府を対象にトレーニング講座やセミナーを開催している。
(「の著者紹介」から)

 話題になった本ですので覚えているかたがいると思います。

 副題になっている『男脳・女脳が「謎」を解く』という観点から男女の脳の違いを中心にご紹介します。


  男と女は違う?

 男と女は違うのか。共通点はないのか。違いがあるならどのような違いなのか。この点について著者の見解を見てみましょう。
  (<>は引用文を示しています)


<男と女はちがう。どちらが優れている、劣っているということではなく、ただちがう。両者に共通しているのは、種が同じということだけ。住んでいる世界もちがえば、価値観もルールもちがう。>


 これだけではよく解らないでしょう。










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新・男と女の交差点 (4)
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『からだの見方』
     
        養老孟司 ちくま文庫



 著者について簡単に紹介しておきましょう。

 1937年鎌倉市生まれ。解剖学。唯物論でも唯心論でもなく、世界は脳において一元化できるとする「唯脳論」で注目を浴びる。(「表紙裏の著者紹介」から)

 近著『バカの壁』の著者といったらすぐにわかることでしょう。

 『からだの見方』の中に「女のかたち・男のかたち」という1章があります。この章を中心に紹介していきます。


  へその緒

 まず、基本的なことから。
 胎児のへそはどこにつながっているのかという問題です。
(<>は引用文を示しています)


<何を隠そう、へそは胎児では胎盤につながっている。(中略)では、胎盤とはなにか。へその緒が行きつく先である。ここでガス交換、母体からの栄養のとり入れ、老廃物の輩出などが起こる。>



  染色体

 染色体で比較すると男女差は46本(23つい)のうち、わずか1本しか違わない。22番目まではまったくかわりません。XX、XX・・・XX。23番目の染色体が、女はXX、男はXYです。そこからY染色体を性染色体というわけです。

<細胞には、男女の区別があることになっている。それはなぜかというと、男女で染色体が、ふつうは一本だけ異なるからである。同種の動物であれば、各細胞、まったく同じ数と種類の染色体を持っている。ただ、染色体の中に一組だけ、性染色体と呼ばれるものがあり、ヒトの場合、女はXX、男はXYである。別の表現をすれば、女のX染色体の一本が、男ではY染色体で置換されている。したがって、女と男では、染色体が一本だけ異なる。各細胞が染色体をかならず欠けることなしに持っているならば(ふつうは持っている)、細胞には男女の区別があるはずである。>

 ふつうは23つい、46本ありますが、まれに1本多いケースがあります。
 これは「ダウン症」という染色体異常の病気で、脳に障害を持っています。

 では、染色体のなかの遺伝子はどうなっているのか?
 最近、遺伝子組み換え食品の危険性が取りざたされています。バイオテクノロジーの技術が急速に発達し、クローン牛が出現しています。

 このまま進めば、いずれ「クローン人間」が出現することになります。そうすると、クローン技術を悪用する人間がかならず現れますし、何が起こるかわからない事態も想定しなくてはなりません。人間にはクローン技術を導入しないという、世界レベルでの合意が不可欠です。

 生命の摂理に関わることはけっしてやってはいけないことです。でも、一部の科学者は「神の領域」に入っていきたいのでしょう。










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新・男と女の交差点 (3)
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『オニババ化する女たち』
     女性の身体性を取り戻す
        三砂ちづる 光文社新書



 著者について簡単に紹介しておきましょう。

 津田塾大学国際関係学科教授で、専門はリプロダクティブヘルス(女性の保健)を中心とする疫学。ロンドン大学でPhD(疫学)を取得。(「巻末の著者紹介」から)


 『オニババ化する女たち』について取りあげるのは、今回が最後になります。

 最終回は、内容のまとめと賛否両論が出てきそうな個所を紹介したいと思います。

 私は著者の主張がすべて正しいとは考えていません。

 しかし、一男性から見たらおかしいと思えることでも女性から見たら正論と言えることもあります。

 ですから、この本がたたき台になって議論百出となることを望んでいます。


  思いがけないところに残る日本の伝統

 神社に行き、鳥居をくぐったり、参道を歩いていくことなどについて、深く考えたことはありませんでした。多数の人がそうでしょう。

 しかし、次のような記述を読むと、それぞれが意味を持っていたと気づかせれます。(<>は引用部分を表わします)

<日本には神社がありますが、神社は女性性の象徴が建造物になったものだという話があります。鳥居、参道、お宮。鳥居は入り口で、参道は産道、お宮は子宮です。そして鳥居をくぐって入ってくる御神輿(おみこし)が精子です。クリトリスなどは、鳥居についたマークみたいなものです。>

 こじつけや考えすぎという意見もあるでしょうが、「ご神体」の伝統を考慮するとまんざら、作り話ばかりではないように思われます。


  不妊の実態

 不妊に悩んでいる女性が多いと言われています。
 しかし、実態を知ると「不妊症」が原因ではないことがわかります。

<最近は不妊が増えている、ということは周知の通りですが、不妊治療にたずさわる医師に聞いても、検査で異常が認められるような不妊というのは本当に少ないということです。精子が少ないとか、排卵に問題があるとか、そういう原因のわかる不妊というのは少ない。逆に、なぜ不妊なのかわからない、と言うケースのほうが圧倒的に多いといいます。
 やはり、精神的なことのほうが原因になることが多いのではないか、とおっしゃる人が知り合いの産婦人科医のなかでもたくさんいます。>



  結婚相手(男性)を選ぶ基準

 子どもを産むための前提として配偶者選びがあります。
 昔は、3高(高学歴、高身長、高収入)が配偶者選択の条件でした。もっともその条件に当てはまる人は多くはいませんでした。当然のことです。
 次に引用する個所は、「負け犬」の女性(実際には強者)を意識して書かれたものと思われます。

<今の自分のレベルを下げるような相手と結婚するのならば、ひとりでいたほうがいい、と考えている人も多いと思いますが、このような考え方には大きな勘違いがあると思います。
 人生において子どもを産んだり結婚をしたりということは、思い通りにならないことです。それを自分の思い通りになると思い込んで青写真をえがいたり、思い通りにならないからって欲求不満になる、というのであれば、どうしようもないことでしょう。>






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新・男と女の交差点 (2)
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『オニババ化する女たち』
     女性の身体性を取り戻す
        三砂ちづる 光文社新書



 著者について簡単に紹介しておきましょう。

 津田塾大学国際関係学科教授で、専門はリプロダクティブヘルス(女性の保健)を中心とする疫学。ロンドン大学でPhD(疫学)を取得。(「巻末の著者紹介」から)


 前回に引き続き『オニババ化する女たち』の内容を検討していきます。
 前回では海外のそれもインディオの女性の性について取り上げたケースが多かったので、日本女性について著者が書いている個所を重点的に見ていきます。


  月経血を止められた日本女性?

 28日周期でやってくる生理は、女性にとってどのようなものでしょう?
 私は男なのでわかりません。家内の話では、生理が近くなると吹き出物ができたり、精神的に不安定になりイライラすることがあるそうです。

 生理用品がなかった昔の女性はどのようにしていたのでしょう?(注:<>は引用を表わします)

<今の九十五歳以上の方たちが二十代から三十代だったころ、といえば、もう七十年以上も前のことです。ほとんど完全にきものの生活であった当時、女性はいわゆるパンツは着けておらず、品質のいい生理用品があったわけでもないので、月経中は、ある程度自分で膣口を締めて月経血を止めることができたと言うのです。しかしこの身体技法は、その下の世代にはまったく伝えられてはいません。>


 驚くべきことですね。

 私たち男性は、小便を途中で止めるという訓練(?)をした人が多いと思います。こうすることで括約筋を鍛えるということだったわけです。

 同じようなことだったのでしょうか。

 余談になりますが、日本女性が下着を着けるようになったきっかけは、大阪千日前デパートの火災でした。火災で逃げ遅れた女性は下着を着けていなかったため、恥ずかさのあまり飛び降りることができず焼死したのでした。


  尿漏れの原因

 生理用品と並んで、最近では尿漏れ対策のテレビCMが流されることが以前よりも多くなってきました。

<尿漏れを身近な問題と感じる女性が増えている原因として、骨盤底筋と呼ばれる筋肉が弱り、膀胱や尿道をきちんと支えられなくなっているから、ということが指摘されています。>


 尿漏れはお年寄りの問題ではなくて、<今では、五十代や、あるいはもっと若い女性にもずいぶん増えているようです>ということです。悩んでいる人にとっては深刻な問題です。


  京都の芸妓の場合

 京都の芸妓のことが書かれています。花柳界で長年生きてきた女性の話です。

<六十代の芸妓さんは、きもの姿が美しく見えるように下着は着けていません。昔の女性がしていたように、お腰(腰巻き)を着けているだけです。ところが五十代くらいの芸妓さんになると、ふつうの現代女性と変わらず、下着を着けているのです。>


<月経の手当ても六十代と五十代で異なっていたということでした。今六十代の芸妓さんは下着を着けていないので、月経のときはやはり外に当てないで、中にちょっと詰めていたということです。詰めておられたのは「生(き)ずきの紙」というのを丸めたものです。下着を着ける五十代の人になると、現代女性と同様にしておられたようで、やっぱりナプキンを外に当てていました。>


 このように日本女性も外国女性と同じように、自分で自分の身体をコントロールしていたのですね。この事実は驚くべきことです。

 男である私には頭ではわかったつもりでも、やはり実感できないことです。

 この本は、「女性から見た女性」を述べているので、男性からはなかなか口を挟む余地はありません。

 ただ、「負け犬論争」や「オニババ化する女たち」の考え方は女性だけの問題ではありません。


  時代が変わり意識も変化

 私が結婚したのは36歳になる直前でした。今から10年以上前のことです。その当時、私は30歳をとうに過ぎていましたから、「なんで結婚しないの」とか「どこか体の具合でも悪いの」とか随分言われました。

 それはかなりのプレッシャーを感じていました(笑)。現代では、かなりそうしたことは言われなくなってきたのではないでしょうか?

 独身主義といえば済むことがありますし、男性の女性化も認知されてきました。

 オカマというと語弊がありますが、外見は男性で心は女性のタレントが増えてきました。それを白眼視するのではなくて、一般女性はむしろ支持しているむきがあります。

 性同一性障害という病に苦しんでいる人もいます。

 著者が述べる「身体性を取り戻す」ためには、結婚、セックス、妊娠、出産、授乳という一連のプロセス展開に同意できない女性が多々いることが予想できます。

 セックスを生殖のためではなく、快楽のためにあってもいいと考える女性がいてもおかしくありません。男性でもそうですよね。

 「千人斬り」という言葉は昔から男の勲章のような扱いを受けていますね。めったにできないからです。

 不妊症や子宮筋腫あるいは乳がん、子宮ガンで苦しんでいる女性が存在する一方で、無精子症やED(=Erectile Disfunction、インポ)で他人に相談できずに悩んでいる男性がいることもまた事実です。

 夫婦間のセックスレスもマスコミではよく取り上げられています。

 しかし、この本が扱っているのはあくまで女性の身体性を取り戻すということがテーマです。

 話を戻しましょう。




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新・男と女の交差点 (1)
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『オニババ化する女たち』
     女性の身体性を取り戻す
        三砂ちづる 光文社新書



 著者について簡単に紹介しておきましょう。

 津田塾大学国際関係学科教授で、専門はリプロダクティブヘルス(女性の保健)を中心とする疫学。ロンドン大学でPhD(疫学)を取得。(「巻末の著者紹介」から)


  この書物を取り上げた理由

 私がこの書物を最初に取り上げた理由は2つあります。
 1つは、タイトルにある「オニババ化」という比喩がどのようなことを指しているのか興味があったことです。2つ目は、「負け犬」論が定着している現在、「負け犬」論と「オニババ化」を著者はどう捉えているのか知りたかったからです。


  著者がこの書物を書いた動機

 著者は次のように書いています。(<>は引用個所を表わします)

<今では、自分たちのからだや性や生殖といったことがらを、あまり大事なこととしてとらえていないようです。しかも、上の世代からは、そんなことは考えなくてもよい、あるいはそういったことに振り回される必要はない、というメッセージが出されているようにさえ思えます。>


 あるいは、

<女性がそもそも女性であることに、喜びも希望も持てなくなっているように見えるのです。>


 「女性の保健」の専門家の立場から、女性の「危機」に警鐘を鳴らすことにあったことがわかります。セックス・妊娠・出産というプロセスの中で、日本の二十代、三十代の女性が妊娠・出産に対して恐怖を抱いているという実情にこのままでは「オニババ化」が一層進むと恐れを抱いたからです。

 そして、「痛いことは嫌だ」という出産に対する誤解を解くために、生理・妊娠・出産のことをきちんと教えないといけないと実感したからです。


 次の指摘は女性ばかりではなく、私たち男性諸君もよく考えなくてはならない問題です。

<じつは出産や授乳というのは、からだにとって非常に重要で、しかも身体の能力を一段階上に進めることのできるような貴重な体験でありうるのですが、それがすっかり軽視されてしまったわけです。>


 著者のこんな疑問にも将来への懸念が表れています。

<今の四、五十代は、その親である六、七十代の母親から何も聞いていない。だから当然自分たちの十代、二十代の娘には何も伝えていないのです。これでいいのでしょうか。>


  「オニババ化」とは?

 では、「オニババ化」とはどのようなことなのでしょうか?

<日本の昔話には、よくオニババや山姥が出てきて、ときおり道に迷った小僧さんを夜中に襲う話があります。あれは、更年期を迎えた女性が、社会の中で新しい役割を与えられず、山に篭もるしかなくなり、ときおりエネルギーの行き場をもとめて若い男を襲う、という話だったととらえています。
 今の日本では、山に篭もるなどということはまったく現実的ではありません。後家さんが若い男の子の性の実地教育をするという仕組みももちろんありません。更年期女性のエネルギーは行き場をなくしているように思います。そんなエネルギーがうまく発散できないと、とてもつらいことになりそうな気がします。>









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新・男と女の交差点 (0)
はじめに


主 旨

 男と女(女と男)は互いを知っているようで知らないことが多くあります。いや、むしろ誤解していると言ったほうが正しいかもしれません。このままでは男と女(女と男)はお互いに永久に誤解したままなのかもしれません。

 それどころか、同性同士の誤解もあります。

 しかし、それではいけません。男と女(男と男、女と女も)は誤解を解くために、お互いをもっと理解するように努力しましょう。

 そのためには、まず「男から見た女」「女から見た男」「男から見た男」「女から見た女」という4つのパターンから現状を考察する必要があります。

 このブログは、男女関係改善のための手がかりを模索するものです。


目 的

 男と女の謎を解明することを究極の目的とします。


手 段

 管理人の数少ない体験や、男女関係を取り扱った書物を通じて、無謀にもケーススタディーを試みます。


期 限

 無期限。ただし、突然中止に追い込まれることもあります。


ブログの公開

 不定期です。


評 価

 読み手のご判断に委ねます。ご意見・ご感想をお寄せください。批判的なコメントも受付けます。


変 更

 内容は変更することもあります。ご了承ください。



 当ブログは上記のようなコンセプトで開始します。
 ご期待ください。



                      投稿日 2005年02月14日
                          2005年02月15日改訂
                          2005年02月16日改訂

* 2005年5月23日、本拠地をlivedoor から こちら に移転しました。











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